
「手術台に乗った瞬間、息ができなくなった」
白内障の手術中にパニック発作が起き、手術を中断することになった70代の女性のお話です。「もう手術は無理かもしれない」という状況から、1回のエムレスセッションを経て無事に手術を受けられるまでの経緯をご紹介します。
手術台で突然パニックに——手術が中断になった
この方は、白内障が進んで視力が落ち、手術を受けることを決めました。趣味の車の運転、庭の花を育てること、美しい花を見に行くこと——それらを続けるために、手術は必要不可欠でした。
ところが、いざ手術が始まり手術台で顔にシートをかけられた瞬間、息苦しさが押し寄せてきました。呼吸が乱れ、過呼吸になり、パニック発作が起きてしまいました。
「このままでは無理」——手術はその場でキャンセルになりました。
白内障を放置するわけにもいかず、また手術を受けるしかない。でも「あの恐怖をもう一度味わうかもしれない」という思いが頭から離れず、2回目の手術の予約を入れながらも、不安でいっぱいの日々が続きました。
娘さんの一言でエムレスへ
娘さんが「お母さん、こんな方法があるよ。これを受けたら手術が受けられるかもしれない」とエムレスを教えてくれました。
「ワラにもすがる思いでセッションを受けることにしました」とご本人は話してくれました。
ZOOMで自宅からセッション
エムレスのセッションはオンラインで行えるため、自宅でリラックスした状態で受けていただきました。
セッション後、「これで手術が受けられる」という感覚が湧いてきたといいます。しかしその夜中、冷や汗をかいてパニックに似た感覚に襲われました。
そのとき、セッション中に確認した「身体に出てくる感覚にただ意識を向ける」という方法を試したところ、胸の締めつけが次第に落ち着いていきました。
「不安になっても、これがあれば大丈夫」——そう確信して、2回目の手術に臨み、無事に受けることができました。
セッション後の変化
「手術前は、自由が制限されているように感じていました」とご本人は話してくれました。
手術を受けられたことで視力が回復し、庭に咲く花を楽しみにしたり、美しい花を見に出かけたりする日常が戻りました。「もしエムレスに出会っていなかったら、手術を受けることはできなかったと思う」という言葉が印象的でした。
なぜ手術でパニックが起きたのか
パニック発作は、「意志が弱い」「気持ちの問題」ではありません。
最初に手術台でパニックになったとき、身体はその体験を記憶します。「顔にシートがかかる」「密閉された感覚」「動けない状況」——こうした感覚が、心臓のドキドキ・息苦しさ・胸の締めつけとセットで身体に刻まれます。
次に同じ状況になると、身体はその記憶を自動的に呼び起こします。頭で「今回は大丈夫」とわかっていても、身体はもう反応し始めている。これがパニック発作の仕組みです。
この方の場合も、「手術」という状況そのものが、身体が覚えてしまった記憶のスイッチになっていました。
エムレスで何が変わるのか
エムレスは、この「身体が覚えてしまった記憶」に直接アプローチします。
セッション中、安全な環境でパニックになった場面を思い浮かべてもらいます。すると身体には、当時と同じ反応が出始めます——胸の締めつけ、胃のざわつき、喉の詰まり。
ここで「抑えよう」とするのではなく、その感覚にただ意識を向けて待ちます。ほんの数十秒で、身体は自然と落ち着きを取り戻していきます。
「今ここは安全だ」ということを身体が実感することで、記憶が更新されます。次に同じ状況になっても、身体はもう同じように反応しなくなります。感情は身体の反応から生まれるので、身体が反応しなければパニックも起きません。
予期不安にも同じ仕組みが働く
パニック障害の方の多くが、実際のパニックよりも「またあの感覚が来るんじゃないか」という予期不安に苦しんでいます。
この予期不安も、「手術のことを考えた瞬間に出てくる胸の締めつけや胃のざわつき」という身体の反応から生まれています。エムレスでこの反応に直接アプローチすることで、予期不安も一緒に変化していきます。
この方がセッション後の夜中に「身体に意識を向けたら落ち着いた」という体験をされたのも、まさにこの仕組みです。
同じように悩んでいる方へ
手術・MRI・歯科治療・飛行機——特定の状況でパニックが起きる、あるいは起きるかもしれないという不安で行動が制限されている方は多くいます。
それは性格の問題でも、意志の問題でもありません。身体が覚えてしまった記憶が、心臓のドキドキや息苦しさとして自動的に出てきているだけです。そしてその記憶は、変えることができます。
まずは20分の無料相談で、今の状況をお聞かせください。
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樋渡 旭(Hiwatari Akira)
EHI認定エムレス(EmRes®)インストラクター/施術士
現役パーソナルトレーナー。「身体と感情の両方を扱える専門家」として、パニック障害・不安障害・HSPによる生きづらさなど300名以上のサポートを行う。
東京・千代田区(半蔵門・麹町駅徒歩4分)/オンライン全国対応



