
「飛行機に乗れない」「チケットを取る瞬間から怖い」「乗っている間ずっと手すりを離せない」
飛行機恐怖症は、思っているよりずっと多くの人が抱えている悩みです。でも、解決策がわからずに「乗らないようにするしかない」と諦めてしまっている方が多いのも事実です。
この記事では、飛行機恐怖症がなぜ起きるのか、そしてなぜ「気合いで乗り越えよう」「慣れれば大丈夫」では変わらないのかを解説します。そしてエムレスというアプローチが、どのようにして飛行機恐怖症に根本から対処するのかをお伝えします。
飛行機恐怖症の「怖い」はどこから来るのか
飛行機恐怖症の方からよく聞くのは、「頭ではわかっているんです。飛行機は安全だって。でも、怖いんです」という言葉です。
これは意志が弱いからではありません。
私たちの脳には、危険を察知して身体を守る「扁桃体」という仕組みがあります。扁桃体は過去の体験をもとに、「この状況は危険かもしれない」と瞬時に判断し、身体に反応を起こします。この反応は意識よりもはるかに速く、頭で「大丈夫」と思うより先に動き出します。
飛行機事故の映像を見たことがある、過去に乱気流で怖い思いをした、初めて乗ったときに強い不安を感じた——こういった体験が、身体が覚えてしまった記憶として残ります。そして飛行機に乗るたびに、その記憶が心臓のドキドキ・胸の締めつけ・足の震えとして自動的に出てくるのです。
つまり飛行機恐怖症の正体は、「考え方の問題」ではなく「身体が覚えてしまった記憶」なのです。
なぜ一般的な方法では変わりにくいのか
飛行機恐怖症に対してよく試される方法があります。でも、なぜこれらがなかなか効かないのかを整理しておきます。
「気合いで乗り越える」
恐怖を感じながら何度も乗ることで慣れようとする方法です。しかし身体が覚えてしまった記憶自体が変わっていない場合、毎回同じ恐怖を体験し続けることになります。むしろ「やっぱり怖かった」という体験を繰り返すことで、記憶がさらに強化されてしまうこともあります。
「薬で落ち着かせる」
抗不安薬などで症状を一時的に抑えることはできます。ただし、薬が切れると身体が覚えた記憶はそのまま残っています。飛行機に乗るたびに薬が必要な状態が続くことになりやすいです。
「飛行機の安全性を調べる・理解する」
「飛行機は車より安全」という知識を得ることで少し楽になる方もいます。ただ、扁桃体の反応は知識では止められません。頭でわかっていても、身体が覚えた記憶は胸の締めつけや胃のざわつきとして出てき続けます。
「認知行動療法(CBT)」
考え方のクセを修正したり、段階的に飛行機に慣れる練習をしたりする心理療法です。思考レベルでの変化には効果がありますが、身体が覚えてしまった記憶——つまり心臓のドキドキや胸の締めつけそのもの——には直接アプローチできないため、「頭ではわかったけど身体はまだ怖い」という状態が続くことがあります。
これらの方法に共通するのは、「身体が覚えてしまった記憶自体には直接届いていない」という点です。
エムレスのアプローチ
エムレス(EmRes®)は、フランスとアメリカで共同開発された感情解決メソッドです。感情を「コントロールする」のではなく、感情を生み出している身体が覚えてしまった記憶を、身体レベルから変えるアプローチです。
エムレスの考え方の核心はこうです。
出来事 → 身体の反応(心臓のドキドキ・胸の締めつけなど)→ 感情
飛行機への恐怖も、この流れで起きています。「飛行機」という出来事(または想像)があり、まず身体に記憶された反応が出てきて(心臓のドキドキ、胸の締めつけ、足の震えなど)、そこから「怖い」という感情が生まれます。
エムレスでは、この身体に出てくる感覚に直接意識を向けます。恐怖が浮かんだときに身体に現れる感覚——胸の締めつけ、胃のざわつき、喉の詰まりなど——にただ意識を向けることで、扁桃体に「もう安全だ」を伝え、身体が覚えた記憶を完了させていきます。
「飛行機のことを考えたとき」「チケットを取るとき」「搭乗前」「離陸の瞬間」——場面ごとに身体に現れる感覚にアプローチすることで、飛行機にまつわるあらゆる恐怖を根本から変えていきます。
実際に変化した事例
35年以上にわたって飛行機恐怖症に悩んでいた60代の女性が、エムレスのセッションを受けました。
チケットを取る瞬間からストレスを感じ、飛行中は手すりを握りしめたまま離せず、「生きた心地がしない」という状態が続いていたといいます。
セッション後、日本への帰国が必要になりチケットを購入したとき——「全くストレスを感じなかった」と話してくれました。そして実際に飛行機に乗ると、離陸の瞬間の動画を撮り、窓の外の景色を楽しんでいたといいます。
「これまでなぜ恐怖を感じていたのかが、わからなくなってしまった」という言葉が印象的でした。
飛行機恐怖症でお悩みの方へ
飛行機が怖いのはあなたのせいではありません。身体が過去の体験から覚えてしまった記憶が、自動的に心臓のドキドキや胸の締めつけを呼び起こしているのです。
そしてその記憶は、変えることができます。
「飛行機に乗れるようになりたい」「旅行を楽しみたい」「仕事で乗らなければいけない」——そういった方のご相談をお受けしています。まずは20分の無料相談で、今の状況をお聞かせください。
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樋渡 旭(Hiwatari Akira)
EHI認定エムレス(EmRes®)インストラクター/施術士
現役パーソナルトレーナー。「身体と感情の両方を扱える専門家」として、パニック障害・不安障害・HSPによる生きづらさなど300名以上のサポートを行う。
東京・千代田区(半蔵門・麹町駅徒歩4分)/オンライン全国対応



