
EHI認定エムレスインストラクター/施術士の樋渡です。
先日、「職場に行くと緊張してしまい、吐き気やえづく感じがする。仕事のパフォーマンスも低下して、頭が真っ白になりミスが多くなってしまう」という方にエムレスのセッションを行いました。
結果、わずか2回のセッションで、気になっていた症状や緊張がすべて解消されました。
クライアント様の状況
この方は、過去にうつになったご経験がありました。
新しい職場で多忙な日々を過ごす中で、仕事上のミスを指摘されることが増え、次第に思考力の低下を感じるように。結論を出すことや考えることが難しくなり、悩まされていました。
さらに、仕事の連絡が来ることが嫌になり、通知が来ると不快な気分になって見たくなくなり、放置してしまう状態に。
そんな状況が続くうちに、職場にいると強い緊張感に襲われ、「常に指摘されるのではないか」と考えるようになり、積極的に仕事に取り組むことが困難になっていったそうです。
さらには吐き気やえづくような感じがするようになり、実際にトイレで吐いてしまうこともあったとのことでした。
初回セッション:問題の本質を見極める
初回のエムレスセッションでは、問題となっていることを一つずつ丁寧に確認していきました。
ご本人も「以前うつだった時と同じような気分」とおっしゃっていましたが、エムレスでは「うつ」という診断名にとらわれず、「この方にとってどういう状態を”うつ”と言っているのか」を見極めていくことを大切にしています。
それを一つひとつアプローチしていくことで、結果的にうつ状態から抜け出していくことができるのです。
初回のセッションでは、以下の2点にアプローチしました。
- 職場から携帯に通知が来た時の拒絶感
- 指摘されるのではないかという不安
2回目セッション:身体症状へのアプローチ
2回目のセッションでは、「職場の最寄駅に着いて、職場に向かって歩いていると緊張感が高まり、胃の症状が出始める」というお悩みに焦点を当てました。
具体的には、以下の2点に対してエムレスのセッションを行いました。
- 最寄駅から職場に向かって歩いているときに感じる感情
- 吐き気の症状そのもの
セッション後の変化
2回目のセッション以降、劇的な変化がありました。
- 最寄駅から歩いているときに感情的になることがなくなった
- 職場にいるときの緊張感がなくなった
- 吐き気・えづきなどの胃の症状が一切感じなくなった
仕事中心の生活をされている方にとって、職場に行くことや仕事の連絡が来ることにストレスを感じている状態は、相当な辛さがあったと思います。
しかし今は、それをしっかりと克服して仕事ができるようになったとのこと。上手くサポートすることができて本当に良かったです。
エムレスだからこそできるサポート
もしこの方が病院に行っていたら、うつと診断されて仕事を休むことになっていたかもしれません。
もちろん、それが必要な場合もあります。しかし、それでは以前と変わらず、今後も同じことを繰り返してしまう可能性があります。
根本的な原因にアプローチすることで、症状を繰り返さない状態を作ることができる——これがエムレスの強みです。
このようなタイミングでサポートできたことを、心から嬉しく思います。
同じように職場や仕事でのストレスにお悩みの方は病院以外の選択肢としてエムレスのセッションを受けてみることをお勧めします。
20分の無料カウンセリングもありますのでお気軽にお問い合わせください。



